ブログ記事を最後まで読んでもらう書き方。Web読者への配慮
アミテスTwitterの中の人ですこんにちは。
今回の話題はWebライティング。
インターネットの読者を相手に文章を書くにあたってのコツというか配慮のようなものを一つ紹介します。
最初の300字ぐらいを読んでいただければ内容は大体伝わりますので、お急ぎの方はそこだけ読んでみてください。
結論を最初に伝える書き方が読者離れを防ぐ
結論が最初、次にその理由
ブログのようにパソコンやスマホで読まれる文章を書く場合、できるだけ結論を最初に伝える書き方をすると良いです。
インターネット上の文章を読もうとしている人は、その多くが「一刻も早く答えを知りたい人」。
そのため、結論を伝えるのが遅くなってしまうと、「この文章はもういいや、他探そ…」といった感じで全文を読まずに帰ってしまうんです。
この結論ファーストの考え方で実際に文章を書く際は、
- 一つ一つの段落
- 文全体の段落構成
の2つの視点でそれぞれ実践してみてください。
以下、それぞれの例を紹介します。
一段落内での結論ファーストの例
段落内でのイメージはこの通り。
【よくある書き方】
インターネットの読者はなかなか最後まで読みません。
だからブログを書くときには結論を最初に書きましょう。
【結論ファースト】
ブログ記事は結論を最初に書きましょう。
インターネットの読者はなかなか最後まで読まないからです。
文章全体での結論ファーストの例
文全体の段落構成は、今お読みになっているこの記事の構成を見てみるとわかりやすいかと思います。
この文には見出しが3つありますが、その1つ目で一番伝えたい結論を伝えているつもりです。
私が書いている他のブログ記事も、概ね同じような結論ファーストの構成になっているはずです。
インターネットの読者が最後まで読まない理由
先ほどお伝えしたインターネットの読者の「飽きやすさ」と「読み飛ばし癖」について、もう少し掘り下げてみます。
インターネットの文章が無料である
飽きやすさの原因としては、無料であることが要因の一つとしてあると考えています。
例として、皆さんが本屋で雑誌を一冊買ったとします。
その雑誌はきっと何だかんだで最初から最後まで読まれることでしょう。
少なくとも私の場合はそうします。
一方、最近は月400円程度払えば数百冊の雑誌が読み放題になるというサービスが流行っていて私も利用しているんですが、
そのサービスで雑誌を読む場合は、私はどんどんと内容を読み飛ばして必要だと思った部分だけサッと読んでしまうんですよ。
「どうせタダだから」という心理がはたらいてしまい、どうにもじっくり読む気が起きなくなっちゃうんですね。
これは雑誌や本に限らず、サッカー観戦や著名人のセミナーなども同じでしょう。
無料券で行ったサッカー観戦と数千円払って行ったそれではやはり没頭感が違います。
無料で開催されているセミナーと身銭を切って行ったセミナーでは眠気の強度は天と地の差です。
インターネット上の文章はほとんどが無料で提供されているもの。
飽きやすさとの関係はあるのではないでしょうか。
読者は基本的に急いでいる
飽きやすさと読み飛ばしが多いもう一つの理由、それは読者の多くが「急いでいるから」です。
そもそもインターネットで何か検索をする人というのは、「今すぐ知りたいことがある」という思いがきっかけでその行動をとっています。
程度の差は多少あれど、ブログやホームページに訪れる人のほとんどは「早く知ってしまいたい」という感情で文章を読んでいるんですね。
また雑誌の話になりますが、雑誌を買って読んでいる場合とコンビニで立ち読みしている時では、立ち読みの方が明らかに読むのを急ぎます。
漫画雑誌であれば新人の新連載には目もくれず、看板作品だけサッと読んで終わりです。
読み飛ばされるのであれば、いっそ結論を最初に伝えてしまうことで、0.1秒で去ってしまう事態を防ぎましょう。
一瞬で去るのと最初の300文字を読んで去るのとでは、まだ後者の方がSEO的にありがたいですので。
結論ファーストの書き方で「え、何で?」を生み出そう
「答えはこれだ!」と最初に結論を提示することで、読者には「え、何で?」という心理が生まれます。
続きを読みたくなる気分になってもらえます。
確実に飽きなくなるというわけではありませんが、読み続けてもらう確率を少しでも上げる努力として、結論ファーストの書き方を実践してみてください。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
ホームページ、ちらし、看板など、お店のPRはアミテスにお任せください!
お問合せTEL:042-539-1233
お問合せメール:support@amites.co.jp
ホームページ:https://amites.co.jp
FB:https://www.facebook.com/amites.co.jp/
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・