昔のブログ記事を生かそう!まとめ記事と内部リンクの話
アミテスTwitterの中の人ですこんにちは。
今回扱う話題は「内部リンク」です。
SEOに強いブログを作りたいと考えている方に読んでいただければと思います。
内容がちょっとマニアックでわかりにくい部分があるかもしれません。
また、SEOという分野自体が仮説と実験で成り立っている世界ですので、内容はあくまで参考としてお読みください。
内部リンクの効果「読者とGoogleにメリットを生む」
内部リンクで記事をつなぐことで、読者とGoogle双方に大きなメリットが生まれます。
それらはブログ運営側のメリットにつながります。
内部リンクとは
記事の中にURLを貼ると、それはリンクと呼ばれます。
内部リンクはリンクの一種で、自分のブログ記事の中に他の自分の記事のURLを貼ったもののことです。
内部リンクの貼り方
- 記事にリンクの文を書く
- 文を選択した状態でそこにURLをペーストする
↓こんな感じになります。
内部リンクが読者に与えるメリット
関係のある内容の記事同士に内部リンクを貼ることで、読者は本当に知りたかったことにたどり着き知れる可能性が高まります。
結果、読者がそのブログに抱く信頼が高まり、ファンの獲得につながります。
内部リンクがGoogleに与えるメリット
記事同士の関係性をGoogleに知らせることができます。
このことはSEOに影響を与えます。
両者のメリットはブログのSEO対策につながる
ブログを信頼した読者はそのブログをブックマークするなどして定期的にブログを訪れてくれるようになります。そうした読者の増加はSEO的にも良い影響があるほか、集客やファン獲得といったブログ運営の目的達成にもつながります。
また、記事同士の関係の深さをGoogleに伝えることで、そのブログはいわゆる「専門性の高いブログ」であるとみなされます。
記事単位のSEOだけでなく、ブログ全体のSEO評価が高まることが期待できます。
まとめ記事で過去のブログ記事をフル活用しよう
内部リンクを活用したSEO対策の手段として、まとめ記事という手法を紹介します。
まとめ記事の例
まとめ記事のイメージは、言葉で説明するよりも例を見ていただく方が伝わりやすいと思います。規模の小さいまとめですが、取り急ぎ用意してみました。
こちらの3記事を別のウインドウで開いたうえで、この後の内容を読み進めてください。
1記事単独で人気ワードを狙うのは難しい
例として「立川 居酒屋」で上位表示する方法について考えてみます。
「立川 居酒屋」はもの凄い回数検索されているワードですので、上位表示できると間違いなくブログはお祭り状態になります。
さて「立川 居酒屋」を入力する人は一体何を調べようとしたのでしょうか?
目的として多そうなのは「立川の全ての居酒屋の情報を知り、今夜遊びに行くお店を決める」でしょうか。
他にも「思い出したい居酒屋があって立川にあるのだけは覚えてる。店舗名の羅列だけをみたい」なんてケースもあるかもしれません。
このように、人気のキーワードは実に多種多様な意図で検索されています。
そのため「立川 居酒屋」を狙う記事を書く場合、できるだけ多くの検索意図にこたえられるよう、記事の中に全ての居酒屋の情報を入れなければなりません。これは書く側も大変ですし、何よりその文章を読む側も大変です。
膨大な量になってしまったその記事を辛抱強く読ませるというのは、読者に対しても優しいとは言えないでしょう。
最近はスマホで読む人が多いですから尚更です。長すぎて途中で離脱なんてことになりかねません。
まとめ記事で幅広いニーズに応えて上位表示へ
情報を網羅したい。でも長文にはしたくない。
そこでまとめ記事の出番です。
- 全てのお店の情報を短く書き並べたまとめ記事を作る
- 1店について詳しく語った個別記事と内部リンクでつなぐ
こうすることで、ざっと見たい読者はまとめ記事だけを読んで終われます。
一方で、詳しく知りたいお店があれば、内部リンクをたどって店舗ごとの個別記事を読むことができるでしょう。
この構造ならば、急いでいる人からじっくり読みたい派まで、幅広い検索意図への対応が期待できます。
個別記事がまとめ記事のSEOを強くする
もう少しマニアックな話を。
まとめ記事と個別記事がある場合、検索で上位を取りやすいのは個別記事です。
「立川の居酒屋46選」と「立川の居酒屋ナカノヒトに行ってきました」では、後者のほうが断然簡単に上位表示できます。競合が少ないこと、検索意図を満たしやすいことが理由です。
そこで、個別記事からまとめ記事に内部リンクを貼り、個別記事を読んだ読者がまとめ記事に流れていくような動線を作ってみましょう。
検索ではまだ弱いまとめ記事でも、こうすることで多くの人に読まれるようになり、結果SEO評価が上がっていくことが期待できます。
「立川 居酒屋」の例であれば、居酒屋さん1店1店の個別記事を書いて片っ端からまとめ記事へ内部リンクすることで、まとめ記事というお神輿を個別記事総動員でヨイショと持ち上げるイメージです。
過去のブログは資産。内部リンクで生かそう
これまでに時間を割いて書いてきた記事たちは、内部リンクを使うことではじめて資産としてフル活用できる状態になります。
さらにそれら資産達をつなぎ合わせたまとめ記事を作れば、今まではとても手が出せなかったような人気検索ワードでの上位表示も見えてくるかもしれません。