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制作物ができるまで 制作裏舞台その1 三つ折りパンフレット
みなさん、こんにちは!
今日はめずらしく仕事の、、、制作の裏舞台を少しだけお見せします。
アミテスは設立してからこちら、たくさんの、本当に感謝するくらいたくさんの制作物を作ってきました。
各社制作過程のやりかたも違うと思いますが、これからちょっとづつ「こんな風につくっています」を紹介したいと思います。
皆さん、紙芝居使さんって身近でみたことありますか?
この方、紙芝居使の「せんべい」さんです。
昭和にタイムスリップしたような様子ですが、先日「着物で立川をぶらぶら歩こう」会が催され、その時の様子です。
ちょっと見えにくいですが、昔ながらの自転車の紙芝居です。
あっ、こののぼりもアミテスで作らせていただきました!
さまざまなところで講演をしているようですが、今回はプライベートのように10人ちょっとでせんべいさんの講演を独占です。
お友達であり、大切なお客様でもあるせんべいさん。
その彼女が突然、「藤原さん、1週間でパンフレットを作ってほしい」とのご依頼。
うーん、一週間っていうと、土日も入るから、、、私ラフ書いて、デザイナーさんがデザインして、お客様に確認してもらい、印刷をする。
しかも、三つ折りパンフレットなので、折加工も入ります。
かなりタイト。うーん、うーん。。。と悩んだ挙句、いつも急ぎの場合て、頭の中でカレンダーがピピピッと出てきます。
「いけるな!」と思ったらすぐにお打合せ
藤原「せんべいさん、今回スケジュールがすごくタイトなので、デザイナーからデザインが上がってきたら、すぐに確認していただき、修正もできればその日のうちにしたいです」
せんべいさん「わかりました!急がせてごめんね~」
そこからこんなスケジュールで進みます。
①お見積もり まずはお客様と金額が合うかどうかをしっかりと出します。
アミテスのお見積もりは新規作成の場合、三つ折りパンフレットで結構しっかりした紙に500枚、ディレクション+構成+デザイン+印刷全てこみこみおまかせで47,800円。
安いのか、高いのかはご利用いただければわかります(笑)
②お客様にヒアリング どんなものがつくりたいか、何を知ってほしいのか、何かうりたいものがあるのかなどしっかりヒアリングします
ここが制作で一番肝心!ここでコケると(ヒアリングに失敗してしまうと)すごく長い制作のループに入ってしまいます。
制作する方ならなんとなくこの感覚分かりますよね。。。
③デザイナーにラフを出します ヒアリングしたものを、一度イメージを作るために紙に落としてみて、そこにテキストをつけ、素材を集めデザイナーに渡します。
ちなみに私は、このボールペン1本。シャーペン、黒・赤のボールペンが1本になったもの。
高校生のころから筆箱もったことありません(笑)毎日こんな感じのボールペンと消しゴムをポケットに入れて通学、女子大生の時も同じです。。。
ラフを書く時に使うのは、黒ボールペンと、赤ボールペンだけ。
しかも書かれる紙は裏紙で、イメージと違うとガンガン紙を捨てて、消しゴムは使わず、少し失敗したところは修正テープで対応するという昭和な作り方をしています。
そこで今回のせんべいさんのラフがこちら
これ表です。
これが内面です。
※今回のものはかなり綺麗なほうです。
でもこれだけではなく、文章の内容などはすべてメールで書きます。
さすがにこの落書きだけだと分かってもらえないです・・・
④デザイナーからデザインが上がってきたものをチェックします
あの落書きがこんな感じになります。
ここから、お客様も弊社スタッフも一通り誤字脱字がないか確認します。
⑤お客様が校了確認をします
もう原稿はokだよという確認です。
紙媒体は一度印刷してしまうと、とりかえしがつきません。
お客様そして弊社のスタッフも確認をします。
でもそれも人の目。間違えてはいけないものですが、0にはなかなかなりません。
一番ピリッと緊張する瞬間です。
⑥印刷
入稿といって、無事印刷屋さんに原稿を入れられると後は出来上がりを数日待ちます。
そして数日待ち印刷が終わったもが届きます。
一番どきどきとやりがいを感じる瞬間です。
手に取ったときに、「あーよくできたな」と思うものが増えるたびに、仕事が好きになります。
しかし、通常納期でのお仕事がありがたいのはホントの話(笑)
せんべいさん、今回もご依頼ありがとうございました!
このパンフレットの実物を見てみたい方はぜひ、紙芝居使せんべいさんにお問い合わせを!
三つ折りパンフレット(お急ぎも何とか対応)のご要望はアミテスにお任せください!