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【悲報】パソコンのキーボードが3万円から980円に…
こんにちは、なぜかアキバ系と思われがちですがまともに秋葉原には行ったことがないトシヲです。
たまにはいつもとちょっと違う緩い話でも…ということで、仕事で使っているパソコンのキーボードを変えましたというお話を。あれ? 結局パソコンネタですねえ…。
パソコンのキーボードって、とにかく文字がちゃんと打てればそれで充分なので、あまり注目されることがない機械だと思います。せいぜい、ガチャガチャうるさくないか…が気になるくらいかもしれません。
ちょっと昔話になりますが、わたしが最初にキーボードでこだわり出したのが、もう十年くらい前、当時めちゃくちゃカッコよくてキュートな通称ハンペンiMacを自宅用パソコンとして買うときでした。
懐かしい…。
いまでは家電量販店のアップル売り場でiPhoneと並んでいるMacですが、どうもはるか昔は純粋に輸入品だったらしく、その名残でUS配列…つまり本場アメリカ用のキーボードを使う文化が今も国内に残っているそう。
それもあって、注文するときにキーボードを、皆さんお馴染みのJIS配列(カナが書かれていて、Enterキーが大きい)とUS配列で選べるようです。
それで、せっかくならと勇み足でUS配列を選んでしまいました。あ~あ。
いや~カッコイイものを買った!と言いながら、打てる記号の位置が違ってもどかしい思いをしたりしました。しかしそれも慣れてしまい、仕事ではJIS配列、家に帰るとUS配列、なんて生活をしていました。どう考えても効率が悪いことをやってましたね…。
先ほどのAppleのではありませんが、US配列って↓こんなやつです。
記号の配置と一部キーの形がJIS配列と違います。カナ表記がないので、なんだかすっきりして見えますね。
さて本題。アミテスに移り、自分で買った好きなキーボードを使える(?)のをいいことに、仕事でもUS配列にしてみたい、しかも高品質で疲れにくい奴を、というチッポケな夢を実現すべく、伝説のキーボード、US配列のRealForce(リアルフォース)をあつらえました。あつらうといってもAmazonで買っただけですが。
キーの文字が見えない…。これは最初からこういう仕様です。
お値段なんとお買い得、3、万、円!!
え? 3千円の間違いじゃないかって? いいえ、3まんえんです。
キーを押すために必要な力が普通のキーボードより軽くて、一日中使っていても指が疲れない…らしい。しかも頑丈で、静音モデル、テンキーレス、さらにキー印字が目立たない墨モデルで……、っていやそれ本当に必要なの?って話ですが。
まあとにかく高級なキーボードだったわけです。
ところが文字を間違えすぎたのか、BackSpaceキーが打つたびにスコン!と甲高いアホな音を出すようになってしまい、大野社長やふじわら代表に、うるさいぞトシヲ!と怒られる始末。メーカーも、ここまで文字を間違える奴は想定していなかったのでしょう。こりゃあ何とかしなきゃいけません。
それで近所のコジマで、とにかく静かで安い奴をということで買ったのが、いま使っているキーボードです。お馴染みJIS配列で、お値段なんと980円! 3万円のキーボードから、なんとお値段が30ぶんの1になってしまいました。
しかもコストダウンしすぎたのか、ゴム足すらついていない。キーを打とうとすると、どんどんキーボードが動いてしまいます。
そこでお馴染みダイソーで買ってきたのが、耐震パッド。本来は家具の下に挟んで、地震が来ても倒れにくくするお役立ちグッズです。これを小さく切って、ペタッとな。
なんということでしょう~、これでもうキーボードが動くことはありません。
実質980円+100円。安い。
さすがに高級なキーボードと比べてキーを押すのに必要な力が重くなったので、多少指が痛くなったりしましたが、これも1ヶ月ほど経つと、だいぶ慣れてきました。まあ、どんなものでも、だいたい慣れるものなんですね。
しかも効率が悪くなったかと言えば、むしろキーが見やすいので記号を打つときに迷わない…。US配列を使う意味も、正直あまりありませんでした。
そんなわけで、これを機に家のパソコンも安いJIS配列キーボードに変えてしまい、US配列のお高いキーボードはメルカリで売ってしまいました。結局あのこだわりは何だったんだという感じですね。
まあ、人間は無駄を経験してわかることも、きっとあるんです。多分。
ちなみに、ややこしいプログラムを毎日朝から夜遅くまでガシガシ打っている大野社長が使っているのは、パソコン付属のお安いキーボード。
そして↓こちらは我々スタッフやお客様さまにガシガシとメールを打っているふじわら代表が使っている、お値段たぶん数千円のワイヤレスキーボード。
消えかけた文字が激闘を物語っています。
アミテス創業から毎日、ふんだんに使い込まれて業務を支えているキーボードですが、どちらもまったく故障知らずだそう。間違って打つと腹立たしいからとInsertキーが引っこ抜かれていますが、健気に今日も仕事してます。
そんなわけで、キーボードの値段よりも、やっぱり使う人のクオリティが大事ですね!
というお話でした。