どうしてパソコンは遅くなるの?
こんにちは、ブログがすっかりご無沙汰になっていたトシヲです。
またパソコンのお役立ち情報などを中心に、いろいろな情報を皆さんにお伝えしていきたいと思います。
さてアミテスでは、お客様から色々なお困り事をご相談いただいています。
そのなかには、仕事でいつも使っているパソコンの調子がどうもおかしい、仕事にならず困っている、というご相談もあります。
いつも使っているパソコンの調子が悪くなると、とても困りますよね。
しかもどうしたらいいのか、どこに相談したらいいのか、とても分かりづらいのがパソコントラブルの大きな特徴です。
まずは「Windowsのパソコンがいつもより遅い…」と感じたときにどうしたらいいのか、今回から数回に渡ってお送りしたいと思います。
何が起きているのかを見てみる
ある日突然パソコンの動作が遅くなる、しかも何日も状況が変わらない、ということがあります。
何かソフトを追加した覚えもないし、設定を変えた覚えもないのに…という状況ですと、もしかしてパソコンが壊れたのかな? それともコンピューターウイルスがこっそり動いているのでは? と勘ぐってしまいますね。
なにより、パソコンでやるべき仕事ができなくなるのが大変困りものです。
そんなときに、まずやることは「何が起きているのかを把握する」ことです。
Windowsには、「いまパソコンがどうなっているのか」を確認するソフトが最初から入っています。
まずはこのソフトを出してみます。
画面の一番下にあるタスクバー(いつもソフトを起動したり選んだりする部分です)を右クリックすると、メニューが現れます。ここで「タスクマネージャー」を選んで下さい。
すると、このような「タスクマネージャー」というソフトが開きます。
もしパソコンが遅いときは、このソフトが画面に現れるまで時間がかかることがあります。
そういうときは、なにもせず待ちます…。
さて画面が開いたでしょうか。
このままだと、まだ詳しい情報が表示されていません。
この画面の左下にある「詳細」を押してみましょう。
「プロセス」というタブが開いた状態になります。
この画面では、色々なソフトがパソコンの処理能力を「いまどう使っているのか」を見ることができます。
でもこれだけでは、何がなんだかよく分かりませんよね…。
続いて「パフォーマンス」というタブをクリックしてみましょう。
この画面では、パソコンの各部品がどれだけ仕事をしているのか、グラフでわかりやすく見ることが出来ます。
パソコンというのは、外見ではどんなことが起きているのか、とてもわかりにくいものです。
でもこのようなソフトを使うと、いまパソコンがどうなっているのか…忙しいのか…サボっているのか…がなんとなく見えてきます。
もう少し詳しく見てみましょう。
どうしてパソコンが遅くなるの?
グラフの画面を見ながら、パソコンに入っている主な部品がどのような仕事をしていて、それが足りなくなるとどのような問題が起こるのか、見ていきましょう。
●CPU
CPUというのは、パソコンの処理をつかさどる、計算用の部品です。
例えば…
・ソフトを起動したり、終了したりしているとき。
・計算式のたくさん入ったExcelファイルを開いて、色々な計算をさせているとき。
・画像処理ソフトで、大画面の画像ファイルを編集しているとき。
…などに、このCPUが仕事をしているので、グラフが高くなります。
この場合はパソコンにとっては仕事がいっぱいなので、ほかの仕事(ソフト)の処理まで手が出せない状態になっています。そのため、パソコンが遅くなっているように見えるのです。
●メモリ
ソフトやファイルを開いたり、CPUで処理したデータを保存する部品がメモリです。
名前が紛らわしいのですが、ファイルや写真を保存しておくためのメモリー(パソコンではハードディスクといいます)とは、役割が違います。
パソコンのメモリは、身近なものでいうと作業机にあたります。机が狭いと資料を広げられず、仕事がしにくくなりますが、メモリも同じです。
せっかくCPUが高性能でも、このメモリが少ない、もしくは足りていない状態ですと、パソコンが遅くなります。
メモリが足りなくなりやすいのは、こんなときです…
・画像処理ソフトで、大画面の画像を開いたり、画像を複数開いているとき。
・画像がたくさん入ったExcelやWordのファイルを開いているとき。
・インターネットブラウザー(Internet ExplorerやGoogle Chrome)でタブ(ホームページ)をたくさん開いているとき
普段使っているときに、メモリ自体は大きくなったり小さくなったりはしません。
突然メモリが足りなくなったときは、ソフトで容量の大きなデータを開いていないか、余計なソフトを開いたままになっていないか、確認してゆくことになります。
●ディスク
ファイルや画像などをパソコンに保存しておけるのは、パソコンに「ハードディスク」や「SSD」と呼ばれる記録用の部品が入っているおかげです。実際にはディスクではなく半導体だったりもしますが、これらの部品を総称して慣例的に「ディスク」と呼んでいます。
このディスクには、ユーザーが保存したファイルや画像だけでなく、パソコンを動かすための基本ソフト(例えばWindows)や、ウイルス対策ソフトなども記録されています。
このディスクが、何らかの原因で常に読み書きをしている状態になると、ユーザーが開きたいファイルが「順番待ち」になってしまい、なかなか開かない…つまりパソコンが遅くなっているように感じることがあります。
●イーサネット
このグラフでは、インターネット回線の速さを見ることができます。
いまどきは色々な機能がインターネット経由で動くようになっています。
このためせっかくパソコン自体が高性能でも、インターネット回線が遅いと、パソコンが遅くなっているように見えることがあります。
それでは次回から、実際にあったケースと解決策をご紹介していきましょう。
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