デザイナー、困ったときの○と○
こんにちは☆
デザイナーのリリーです。
突然ですが、タイトルにある○と○、
なんていう言葉が入ると思いますか?( *´艸`)
(すぐに分かった方は恐らくア○フォー以上…)
答えは「海」と「空」です。
かの横尾忠則の言葉です。
私がデザイン専門学校の学生の頃に先生から教わりました。
意味は、デザインのアイデアに困ったら、「海」か「空」か
あるいは両方を使うといいよ、ということらしいです。
「へ~」と思いました。
そして最初に入った広告代理店で、今はもうなくなってしまいましたが、
銀座東急ホテルのフレンチレストランの、店頭の大きなタペストリーのデザインから
始まり、最近では光塗装様の養生シートに至るまで、以来、20数年の
デザイン人生の中で、何度この「空」と「海」のテクを使ったことか。。
振り返ってみれば、この言葉のおかげで様々なシーンで制作を乗り切って来れました。
そうそう、このエピソードにはまだ続きがありまして、
横尾氏はコラージュが有名なのですが、なぜコラージュなのか、というと、
ご本人曰く「絵の腕がないから」(笑)。だそうです。
単純な私は「そうなんだ~、デザイナーって絵が上手くなくてもなれるんだ~」と
シンプルに考え、シンプルに求人に応募し、シンプルにデザイナーになりました。
(人間、難しく考えない方が良い結果を生むときもありますね)
しかし最初の広告代理店で「いつ・誰に・何を」頼まれても
何でも作れるデザイナーにならないといけないんだと知り、シンプルから卒業して
何でもドラえもんのように作り出せるデザイナーを目指しました。
今は無料素材が普及し、自分で作れなくても良い素材が世間に出回り、
「海」と「空」に頼らなくてもスゴいデザインが出来る時代になりましたが、
当たり前のようですが、お客様が求められるのはオリジナリティーです。
素材を素材と気づかせず、また、どこまでハイクォリティー&オリジナル、かつ最先端という
求めに応じられるかはそのデザイナーの腕にかかっております。
責任重大です。
大した素材など何もなかった駆け出しの頃と比べて、何でも揃う今。
あともう少しで2018年と平成も終わってしまいますが、新しい時代に向けて、
“良い素材に頼り過ぎないデザイン”と相変わらずシビアに迫る“時間との戦い”の
両立を考えて、お仕事していかなければ生き残っていけないな~と
年の瀬にふと物思うリリーなのでした♪
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