そのブログの目的は?記事のスタイル4種を解説
こんにちは、中の人です。
ブログ記事と一口に言っても、実際には様々なスタイルがあります。
日記のようなブログ、新着情報を告知するブログ、辞書のようなブログ、商品を紹介するブログ等々…
「今書いている記事は何の目的を目指して書いているものなのか?」
これを意識するのとしないのでは、最終的に得られる成果に大きな差が出るでしょう。また、ブログ全体の統一感にも関わってきます。
今回の記事では、一般的にブログ運営の目的となる4つの記事スタイルを紹介しました。
今後のブログ記事執筆の参考の一つとして読んでみてください。
主なブログ記事の目的4種
まずはブログ記事の読者を大きく2つに分けます。
- まだブログの存在を知らない読者
- 既に知り合っておりブログへ訪れてくれている読者
前者の場合はSEO(検索対策)やSNS(拡散しやすい配慮)を考えた記事を書くことになります。
後者の場合はセールスへ繋げたりブログ運営者と顧客とのつながりを強めることが狙いとなります。
まとめると、
<新規顧客と出会うためのブログ>
- SEO対策としてのブログ記事
- SNS拡散を狙ったブログ記事
<成果につなげるためのブログ>
- ファンコンテンツとしてのブログ記事
- キラーページとしてのブログ記事
となります。
以下、これら4つの記事スタイルについて、それぞれ解説します。
新規顧客と出会うためのブログ
新規顧客にブログに来てもらうためには、SEO対策による検索流入、もしくはSNS拡散を狙った記事設計をすることが有効です。
SEO対策としてのブログ記事
SEO対策としてのブログ記事を書く場合、「キーワード選定」が基本です。
多くの人が検索窓に打ち込むキーワードを想定し、検索に対する回答をブログ記事として書いていくことになります。
キーワードの選び方について、検索に対する回答の書き方については、以下の2記事を参考にしてください。
関連記事:ブログ記事ネタの探し方
関連記事:ホームページへの集客を強める検索流入用ブログ記事2種類)
SNS拡散を狙ったブログ記事
SNS拡散を狙う場合、SEO対策とはまた違った記事の書き方をする必要があります。
最も配慮すべきは「タイトル」。SNSで表示されるタイトルの文字数はGoogleの検索結果の32文字より短いので、より簡潔なタイトル文にする必要があります。
また、タイトル文の内容にも違いがあります。SNS拡散を狙う場合、タイトル文はSNSユーザーが思わず押してしまいたくなるような、いわゆる「刺さる」表現にすると良いです。
SEO対策の場合はタイトルにキーワードを含めることを優先しますが、SNSの場合はキャッチコピーとしての役割がよりタイトルに求められます。
本文の内容は、情報を網羅し答えを書くSEOライティングよりも、読者が共感や便利さを感じ拡散したいと思える内容にすると良いでしょう。
成果につなげるためのブログ
ブログ運営においては、集客用の記事と成果発生用の記事は別々に用意するのが基本。
次に紹介する2つのスタイルは、既にブログ読者となってくれている既存顧客に対し、事業の直接的な利益を生み出す行動を促すための記事になります。
ファンコンテンツとしてのブログ記事
毎日、もしくは定期的にブログを訪れてくれる読者に対し、継続的に情報を与える記事です。
SEO対策もSNS拡散も気にする必要はありません。
タイトルは内容の要約になっていればそれで良く、内容も書き手が伝えたいことを自由な形式で書いて良いです。
事業の新展開や大安売りセールなどの告知として使っても良いでしょうし、たまには店長の想いやお客さんとのエピソードなんてものを書いても面白いですね。
ここでキモとなる考え方は2つ。
文章は読者のために、読んでもらうこと前提で書くこと。
そして継続的な更新をすることです。
「読者のために」とは、何らかの情報を文章に含めるということ。
「読んでもらう前提」とは、パソコンやスマホから読んだ時に読みやすくなっているかを意識すること。
独りよがりな文章になってしまうと読者は無駄な時間を過ごしたことになってしまいます。
日記のような内容になったとしても、文章のどこかに読者の生活に役立ちそうな情報を散りばめる意識は持ちましょう。
買い物帰りの井戸端会議だって、何らかの情報交換をしていますよね。その要領で、何かしらタメになる情報を含めれば良いんですよ。
キラーページとしてのブログ記事
キラーページとは「読者に行動を促すために設計されたページ」です。
営業トークを記事上で展開し、最終的には記事の各所に用意したリンクから「購入」「資料請求」「電話」「メール」といった行動を読者に起こさせることを狙います。
ここではセールスライティングという技術を用いることになります。営業トークの文字版ですね。
ですがこのセールスライティング、SEOやSNS拡散といった集客との両立は難しいです。
そのため、SEO対策ページやSNS拡散ページの中にキラーページへの内部リンクを貼り、キラーページは「2ページ目」として読んでもらうことが基本です。
キラーページは1つ作っておけば、関連する多くの集客用ページにリンクを貼ることができます。
検索流入やSNS経由で呼び込んだ新規顧客をキラーページへ誘導し、営業トークによって成果につなげる。
この考え方がブログ運営を事業に活用するにあたっての基本的な戦略です。
ブログ記事に役割を持たせましょう
役割が違えば、記事の書き方も内容も全く変わってくるのがブログ運営です。
今書いている記事は何のための記事なのか?それを意識してみることで、毎日の努力がよりスムーズに成果につながっていきますよ。